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Ⅰ フォトグラファー市橋織江 / Ⅺ 展示会 /

市橋織江の写真展「Interlude」がキャノンギャラリーSにて開催されます。
“ 間奏曲 ” を意味する「Interlude」というタイトルのもと構成される写真展。
ヨーロッパの街を舞台に未発表作品を中心とした約60点の作品と、
写真を使った映像作品を発表いたします。
プリント作品はすべてキャノンの大判プリンターで出力し、展示します。

ある時は、柔らかな光の中その瞬間の景色を切り取り
ある時は、光の当たらない世界の狭間を浮かび上がらせる。
市橋織江はそこにある無数の物語の、静かなる目撃者だ。
ヨーロッパを舞台に、街角の光景、人々の表情、空気までも写し取りながら
彼女が見つめていたのは、すべての瞬間とその間に生まれた物語。

Interlude—それは、何かを予感させる間奏曲のよう。
ひたすら幕間を漂うごとく、市橋織江の視点を追ってみる。
別の場所、別の時間にあった一瞬が集まって、生まれる余韻。
それは、1本の映画を見終わったときの感覚にも似てーーー。

写真展会期 2014年6月19日(木)~2014年7月28日(月)

ギャラリートーク(事前予約)
日時  ①7月4日 (金)19時~20時
②7月18日(金)19時~20時
会場  キャノンギャラリーS
お申込 canon.jp/eventより(6月19日10時 受付開始)
定員  各回50名
参加費 無料

CANON GALLERY S(キャノンSタワー1F)
開館時間:10時~17時30分、休館:日曜・祝日、入場無料
JR品川駅港南口より徒歩約8分
京浜急行品川駅より徒歩約10分

キャノンマーケティングジャパン株式会社
CANON TOWER
〒108-8011
東京都港区港南2-16-6
TEL.03-6719-9021

「市橋織江展 2001-2013」、いよいよ開催します。

この十数年、世界の様々な地と地の狭間を淡々と切り撮りながら

未だ出会っていない、これから出会う瞬間を

可能な限りの透明な眼で見ようとしてきた。

おそらくこの100点の作品の中のものたちは、

誰一人として今ここに写真が存在することを知らないだろう。

そしてその瞬間があったことさえ誰の記憶にも無いか

もしくは思い出すことなく奥底に眠っているかもしれない。

今ここにあるのは、十数年という月日の凝縮のようでいて

実は約3秒でしかないと知ったとき、写真の儚さに今改めて気付く。

市橋織江

会期 2013年12月14日(土)~2014年3月2日(日)
会場 箱根彫刻の森美術館 本館ギャラリー
神奈川県足柄下郡箱根町二の平1121
開館時間 9.00-17.00(年中無休)
交通機関 箱根登山鉄道「彫刻の森」下車、徒歩2分

<アーティスト・トーク>

第一回 2013年12月21日(土)13.30~
市橋織江×ハービー・山口(写真家)
第二回 2014年3月1日(土)13.30~(予定)

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.hakone-oam.or.jp/

世界各地を独自の目線と色彩で切り取り続ける写真家、市橋織江の
現在を集大成する「市橋織江展 2001-2013」を箱根彫刻の森美術館にて開催いたします。

今回の展覧会では、未発表作品から新作を含めた、作家自身の手焼きによるオリジナルプリント
100点と大型写真で美術館という空間を構成する初の試みにも挑戦します。
市橋織江の“眼”をともに体感できる本館ギャラリー1階から中2階へと通り抜け、
本館ギャラリー2階に展示された圧倒的な数の写真からは、それぞれの撮影場所の光や空気の
流ればかりではなく音や匂いまでもが感じられるようです。

写真家として独立して12年。その活動の中で、今ベストと思える作品をお見せいたします。

会期 2013年12月14日(土)~2014年3月2日(日)
会場 箱根彫刻の森美術館 本館ギャラリー
   神奈川県足柄下郡箱根町二の平1121
開館時間 9.00-17.00(年中無休)
交通機関 箱根登山鉄道「彫刻の森」下車、徒歩2分

<アーティスト・トーク>

第一回 2013年12月21日(土)13.30~
    市橋織江×ハービー・山口(写真家)
第二回 2014年3月1日(土)13.30~(予定)

今年で7回目となるGSSの展示会「Gelatin Silver Session 2013 – Save The Film -」に
市橋織江が参加します。
ゼラチンシルバーセッション(GSS)は銀塩写真でしか表現できない写真の楽しさ、
面白さを広く知ってもらうことにより、次の世代のためにも銀塩写真技術や機材、フィルム、
印画紙等を守っていく思いを繋げていくプロジェクトです。
今回は、参加写真家による未発表作品を展示します。
是非ご来場下さい。

詳細はこちらhttp://www.gs-s.info/activity/exhibition/2013/

 

ゼラチンシルバーセッション- ベストプリント -
塩竈フォトフェスティバル2013に於いて、銀塩写真でしか表現できない写真の楽しさ、面白さを
広く知ってもらうことで、次世代のためにも銀塩写真技術やフィルム、印画紙などを守って行く
思いをつなげていくプロジェクト「ゼラチンシルバーセッション」の6回目として企画された展覧会の巡回展。

国内外で活躍する写真家が「ベストプリント」をテーマに選んだ作品を展示。
市橋織江も展示に参加しております。
塩竈フォトフェスティバル2013

市橋が参加している「Gelatin Silver Session 2012 – Save The Film -」が開催中です。

フィルムを使用する「銀塩写真」は、カメラのデジタル化に伴い、市場規模が急速に縮小し
消滅しつつあります。
今回も“写真家の表現手段の選択肢としてフィルムや印画紙を残していきたい”という
思いが込められた展示会となっております。
会場では出展写真家のフィルムへの思いが記されたミニパンフを購入することができます。
下記はそのパンフの中の市橋織江の「フィルムへの思い」です。

 
いつかいよいよその時がきたら、やるしかないだろうといつもぼんやりと考えていました。
デジタルと向き合うことを。でも最近、自分には出来ないのではないかということに思い当たり
自分でショックを受け始めています。

フィルムでなくても撮れると思っていました。その時が来れば。でも本当は、
フィルムでなければもう撮れないのかもしれません。フィルムでなければシャッターを押す
気持ちになれないのです。
そんな大事なこと乗り越えられるとは思えません。

フィルムもデジタルもただの手段だと考えていました。
でも本当は、私にとっては写真への動機だったようです。

今年で6回目となるGSSの展示会「Gelatin Silver Session 2012 – Save The Film -」に
市橋織江が参加します。
ゼラチンシルバーセッション(GSS)は銀塩写真でしか表現できない写真の楽しさ、
面白さを広く知ってもらうことにより、次の世代のためにも銀塩写真技術や機材、フィルム、
印画紙等を守っていく思いを繋げていくプロジェクトです。
今年の展示会のテーマは「ベストプリント」。
是非ご来場下さい。

Gelatin Silver Session 2012 – Save The Film -
[日時] 12年10月01日(月) ─ 12年10月17日(水)
11時〜20時 ※最終日は19時まで
会期中無休
[会場] AXIS Gallery
106-0032 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F

詳細はこちら

AVILO写真展が渋谷のRESPEKTにて開催されます。
会場には市橋織江が撮影したアビーロブランドの象徴である
オリーブ園の写真が展示されます。(約20点)
初日にはトークショーを行い撮影エピソードなどを伺う予定です。
是非ご来場下さい。

『AVILO写真展@渋谷RESPEKT』
 日時:9/1(土)~9/7(金)
 時間:11:30~02:00(月~木),11:30~05:00(金・土・祝前)
    11:30~24:00(日・祝)

『市橋織江トークショー』
 日時:2012年9月1日(土)
 時間:13:45~30分程度の予定
 会場:渋谷RESPEKT

AVILO詳細はこちら
http://www.avilo.jp/

先日のIMPRESSIONNISME内覧会にはたくさんの皆様に
お越しいただきまして有難うございました。
いろいろな方々に支えられ、ご協力があり初日を迎えることが出来ました。
週末は雨にもかかわらず、足を運んでくださった方々本当に有難うございます。

この度、写真家市橋織江がPOLA MUSEUM ANNEXにて初となる
大型個展を開催することとなりました。
今回の展覧会では新作を中心に展示致します。

Orie Ichihashi – IMPRESSIONNISME -
[会 場] ポーラ ミュージアム アネックス
     東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F
[会 期] 2012年6 月9 日(土)〜7 月16 日(月・祝)
     会期中無休
[時 間] 11:00 – 20:00 (入場は閉場の30 分前まで)
[入場料] 無料

1 3 0 年前、絵の具を持ってアトリエを飛び出して、目の前で刻々と変わる光と
空気の揺れを描こうとした画家たちのように、二度と同じ瞬間のない、
世界のある美しい一瞬をスナップし続けていたいと思うのです。
“Impressionnisme( 印象主義) ”という言葉に出会ったとき、
空気と印象を写したいと願うことは決して間違いではないのだと、
心がストンと静まった気がしました。
印象主義という、今ではお馴染みの絵画の中に実は、自分の写真と通じるものが
あるのではないかと考えたことが今回のテーマが浮かんだきっかけでした。
それまでの形式主義的、写実主義的表現から戸外制作をすることによって
光や空気の変化や印象を描こうとしたこと。
聖書や歴史や肖像が主であったモチーフが身近な風景や人物の動きに変化したこと。
常に変わる風景の、ある一瞬を描くこと。
当時、写真の出現により、絵画のあり方が印象派へと変わった事実に対し、
今、写実の象徴である写真を使い、印象を写そうという逆説的なことも
ちょっと面白いものだと思っています。

                                  市橋 織江