佐藤佳代子事務所
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Ⅰ フォトグラファー市橋織江 / Ⅰ お知らせ /
3月21日発行の「shizuku vol.22 (春号)」に市橋織江のインタビューが掲載されています。
こちらは浦霞と宮城大学ART STANDARD.の共同企画「萩の白露プロジェクト」の為のフリーペーパーです。
詳細はこちら。
この度、札幌ステラプレイス10周年記念企画において、
フォトコンテストの審査員として市橋織江が参加させていただく予定でしたが、
結果的には札幌総合開発株式会社のみの審査となってしまいました。
告知していたにも関わらず、審査方法が変更になってしまったことお詫び申しげます。
市橋も楽しみにしていたので、このようになり残念でなりません。
作品展示は予定通りさせていただいております。
機会がございましたら是非ご覧くださいませ。
現在発売中の「中判カメラの教科書」
その中から市橋のコメントを抜粋して紹介します。
—-市橋さんは納品する写真、展示する写真をご自身の手焼きプリントで
作っていますが、その理由は?
仕上げの部分も含めてやっていかないと、撮るという行為もどんどんいい加減に
なっていくかもしれないと思うからです。
この光だとネガにはどう写り、それをどう焼くとどういう色が出るかという部分を
プロのプリンターの方に任せてしまうと、きっと撮るときの意識が低くなるはずなんです。
昨年、ポーラミュージアムアネックスで個展を開催。
—-写真展の作品は、あまり大きなサイズの作品ではありませんでした。
展示でこだわったところは、まず、自分で手焼きしたものを出すということと、
それも自宅でできるサイズしか出さず、ガラスを入れず直接目に触れるように
展示をしたことです。ゴミや洗濯バサミの跡もあったと思います(笑)。
—-フィルムうで撮る、イコール紙として残すことは大切ですね。
せっかくフィルムで撮るのであれば、データではなくプリントして残すという
ことだけはやってほしいなって思います。
今年12月に箱根彫刻の森美術館にて開催予定の個展にむけ作品制作中!
大きなサイズの作品も展示予定です。
現在発売中の「カメラ日和」3月号に
市橋織江の「IMPRESSIONNISME」の写真が掲載されております。
その中のコメントを一部紹介させていただきます。
市橋織江 「印象主義写真」
“写したいと願うのは、自分が感じた空気と印象”
「IMPRESSIONNISME(印象主義)」は今回のパリでの撮影中に見つけたテーマです。
このときは撮影のスケジュールが3日しかないのに2日半は雨という予報。
気持ちいい風景が探せずに苦しんでいました。だけど、ちょうど読んでいた19世紀の
印象主義の本に救われたんです。
“具体的な被写体を写実的に”ではなく“身近な風景を光と空気で包まれた印象として”
表現する考え方に、初めて自分の感覚に合う言葉に出会ったように思いました。
街に出てみたら、雨の路面に映ったエッフェル塔や夕暮れの街角・・・・・・いつもは撮らない
暗い中でも撮りたい風景画見えてきて。
本には「影の中にも実はたくさんの色がある」と書かれていて、それも響きましたね。
どんな状況でも“自分が感じたこと”が大事なんだと、今はそんな気がしています。
SPUR11月号にて企画された、チャリティ誌上写真展”「旅」するSPUR写真展”に
市橋織江も参加しました。
皆様ご協力ありがとうございました。
市橋織江が撮影した”WORLD ANA”のグラフィック広告が9月10日からの約一週間
浜松町、日比谷、新橋、新宿、東京駅に張り出されました。
市橋はNYを撮影しました。